まじプロは、高校生向けの社会体験プログラムです。
実際の体験・経験から学び、成長してもらうことを目的にしたプログラムです。
高校生世代自らが社会課題に取り組み、立案→計画→実施までの一連の流れ全てを体験します。
◎実践型プログラム
まじプロはビジネスプランや企画を作り、発表するだけのプログラムではありません。プランをつくり、実際に自分たちの手で最後まで試行錯誤し、時には失敗もしながらも、実際にやってみる実践型のプログラムです。
「お金を稼ぐ・対価を得る」「社会課題を認識・解決する難しさ」というリアルな経験を、実際の社会の中で経験します。
◎多様な人との関わり
まじプロには、共に活動に参加する同世代の仲間をはじめ、地域で働く人、活動を支える社会人・大学生、社会問題の解決に向けて活動する人など、世代、職業、属性を超えた多様な人が関わっています。普段の学校生活や部活動、家庭生活では感じることの少ない、多様な価値観に触れることが可能です。
◎収益はチャリティに
まじプロでの起業やお金を稼ぐことは決して目的ではなく、あくまで手段に過ぎません。社会問題や支援が必要とさせる課題に対するチャリティとすることで、単なる起業体験に留まらない社会経験が可能です。
◎神野隼都さん(2018年参加者、参加当時高校1年生)
2018年の高校生世代チャレンジプログラムに参加した現高2の神野隼都です。
僕たちのチームでは「日本の貧困層の教育意識の向上と周知」をテーマにして足立区でイベント(といっても小規模なもの)を開きました。今回はマジプロのサポート体制について少し書きたいと思います。
マジプロでは高校生が課題を解決するために様々なアイデアを形にしていきますが普通の高校生はそんなことやったこともなければやり方もわかりません。しかしマジプロは主に3つの強力なサポートを用意してくれていました。
1つ目はワークシートです。これはアイデアを形にするために必要なプロセスをたどっていってくれるという便利なものです。これにそって進んでいくことで初めはわからなくてもアイデアを形にすることができました。
2つ目はTAさんです。TAさんとは社会人スタッフのことで現役社会人としての立場からアドバイスをくれたり企画に必要な社会人の方を紹介してくださったりします。学生の考え方に加え社会人の考え方も取り入れられるので思いもよらぬ発見があったりもしました。
3つ目は伴走者さんです。伴走者さんは大学生スタッフのことでTAさんよりはチームに近い形で参加者のサポートをしてくれました。僕はこの伴走者さんにチーム意思決定が滞った際にチーム内の人間関係や役割についての分析を聞かせてもらい、それにより意思決定がスムーズになりました。「チームで何かしたことないしわからない」という人も心配ありません。
ここまで3つ挙げてきましたがこのほかにもマジプロには参加者をサポートする仕組みがたくさんありました。活動内容に不安がある人もサポートが手厚いので安心して参加できると思います。
◎木村祝子さん(2017年参加者、参加当時高校1年生)
まじプロ前後で2つ変わったことがありました。
①「スケジュールの取り組み方の変化」
まじプロ前はスケジュールの見通しが曖昧なまま物事を進めていたが、まじプロが終わったあとからは物事に優先順位をつけて何をするべきなのかを明確に出来るようになりました。
②「将来に対する考え方の変化」
起業に全く興味がなく、将来は大企業に就職するものだと勝手に思い込んでいました。しかし、まじプロに参加して、社会人や大学生と話して、起業をしたりベンチャーで働くなどの将来の選択肢が広がりました。